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夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった
えー読書週間です。(≒ 金欠)

谷川俊太郎といえば国語の時間で、やさしいイメージがありました。
ので、びっくりしました。
この本の魅力を言うなら、
むき出しの感情が、すごく丁寧な言葉でつづられているという違和感。

精神的に結構きついこと言ってるはずなんですが
この本の詩にはドロドロしたおもーくてなんか黒っぽい「痛さ」がないです。

なんか、近い表現を探すと「さわやか」なんです。

汚い考えや、ずるいこととか、嫉妬とかを
「なに隠してるの。それはかっこいいことかい?
 その時君が思ったことはこういうことでしょうが。」
とすっぱり表現されてしまった。うん、なんかもう爽快。
っていう感じでしょうか。

よどみきってる感情を、蒸留して、「言葉」っていうものに濃縮している。
(汚いものをよけるっていうんじゃなくて、よけいなものを省くっていう意味での蒸留)

ん?それが詩ってことでは?お、そうだきっと!

一人よがりな結論がでたのでこのあたりで。
18:38 | books/manga | comments(0) | trackbacks(0)
オテルモル (集英社文庫 く 21-3)
えー読書週間です。(≒ 金欠)

本屋にはいって、平置きしてあって、目が合って、すぐ購入。
どんな話か?表紙のイラストみたいな気分の話です。

あーもう寝すぎた。頭痛い。もーやだ、動かない。
や、でももう起きなきゃやばいよね?ちょっと眠いけど、もう寝ちゃいけないだろ。
や、もう寝ちゃいけない…んだけど、うあぁあああああ!ねむ!いぃぃぃ…グスー

ていう本です。

読み終わったあとに、自分の眠りの「質」について考えました。
あんまりよくないなぁ。ようするに、人生の半分(以上)をなんかおざなりにしているってことか。うむ。枕でもかえようか。
19:54 | books/manga | comments(0) | trackbacks(0)
ララピポ
ハードカバーが斬新すぎて買えず、文庫版をまちのぞんで。

今日帰り道に京大前の坂道(今出川)をえっさえっさ上ってたら
反対車線のチャリこいでる男の人が
「死ねー!!!!!!!」
て叫びながらチャリこいでました。
一人で、
むっちゃええ声で、
猛スピードでチャリこぎながら。

死ねーの前になんかゆうてて、
「もう一度生き返りたいんか!死ねー!!!!」
てゆうてるように聞こえたけど、たぶん空耳(であってほしい)

その後、私たちは車道をはさんでしばらく付かず離れずの
レースを展開しますが、彼は私が横道にはいるまで三回は
「死ねー!!!!」と雄叫びをあげてました。

変な人ですよね。
こわいっすよね。

でも、彼が「死ねー!!!!!」て叫んでるのにはきっと理由があるんでしょう。
深くて、でもなんかチンケで、切ない理由が。
わたしたちの知らないとこで。

そういうのが書いてある本です。

彼がさけんだ理由も、きっと聞けば納得する理由。
22:10 | books/manga | comments(2) | trackbacks(0)
皇国の守護者
評価:
佐藤 大輔,伊藤 悠
集英社
¥ 620
ファンタジー・英雄ものかと思ってたら痛い目みたマンガ.

主人公新城直衛のキャラクターがとにかく魅力的.
素敵!かっこいい!
そういう魅力じゃなくて
ちょっと危険なものに,ろくなことにならないと知りつつ惹かれる
そういうのに似ている.
(少なくとも見た目は美男子じゃないしね.)
新城の判断能力の1/3でいいからほしいわほんと.

心理描写ばっかりのマンガは疲れるけど,見せ場もきちんとあり.
突撃・襲撃のシーンの構図と見せ方が本当にうまくて,見開きしばらく眺めてしまう.

これから「龍」「大協定」というファンタジー設定がどう絡んでくるのか,どんな登場人物がでてくるのか楽しみ.

ひじょーにレコメンドしますが,読む人を選ぶのは間違いない.
でもそういうマニアックさがまたいいんじゃなーい,とか思う.
23:28 | books/manga | comments(3) | trackbacks(0)
だれかのいとしいひと
評価:
角田 光代
文藝春秋
¥ 580
(2004-05)
うまくいかないことだらけで
自分なんかと思う時があって
どうにもならない状況に
自分ごとぜんぶほうりなげたくなる時があって

でも,そんなあなたもだれかの愛しい人
だれかにとってかけがえのない人
(別に恋愛関係ではなくても)


有名な作家さんは短編集から入ってみる
というのが私のクセなので角田さんも。
帯に「どんなに好きでも,もう二度と会えない」ってあったので
「私には好きな人がいる。でもあの人は誰かの愛しい人」
っていう激しい片思い短編集かと思いきや,そうでもなかったです。

落ち込んでいるときに読むと,ちょっと元気になります。
でも「よっしゃー!がんばるぞ!!!!」と熱血するわけではなく,
「やってやろう!」と開きなおるわけでもなく。
「ん。でも明日からがんばるしかないしね。がんばろ。」
と無理しない範囲の元気をくれるところがなかなかに好きです。

ところで,どうでもいいんですが,帯の「負け犬予備軍必読!」のあおりのせいで非常に買いにくかったことを思いだしました。
他に書くべきことはあっただろうよ。
01:49 | books/manga | comments(4) | trackbacks(0)